Ｋ．Ｓ様
５０代 女性
横浜市在住
右手腱鞘炎
当院の患者様のご紹介でＫ．Ｓ．様が初めてご来院されました。
症状は、右手の腱鞘炎です。
それも第1指と第2指の間の手根部に激痛が走るとの訴えです。
この1か月ほどは、毎晩深夜に必ずこの激痛に悩まされるとのこと。
それにより睡眠不足が続いて今にも気がおかしくなると深刻におっしゃいます。
問診の中で、現在は専業主婦であるが5年ほど前までは約25年間ピアノの演奏とその作曲・編曲を手広く手掛けていたということです。
つまり、手を酷使し続けたということです。
まず、身体の構造的な問題をしっかりと伝えたうえで腰部に緩消法を15分ほど実施。
その最中で、以前はぎっくり腰を何度か経験されたこと、右肩が10年前に四十肩になり1年がかりで治したこと、めまい・耳鳴りが最近ひどくなっていること等々を同時にヒアリングさせて頂きました。
再度、筋肉の構造的な説明を腰を中心に丁寧に説明したところ、Ｋ．Ｓ．様からとても明快で分かりやすいとお褒めを頂きました。
これで『腰の筋肉の緊張』が、右手の手根部に激痛を起こす根本原因であることをしっかりと理解して頂けたようでした。
次に、腰部に再度緩消法を10分ほど実施した後に、両肩甲骨・鎖骨・第一肋骨周辺を丁寧に施術した後に右肘・前腕の順番で筋肉を弛緩させました。
右の手根部に約5分ほど緩消法を丁寧に実施。
はじめの30秒ほどは痛みを伴いましたがすぐに痛みが消えていくのを体感できたようで、施術に対して深く信用して頂けたようです。
最後に、腰部に緩消法を10分ほどして今回の治療は終了しました。
5日後に再来院された際は、右手の手根部の痛みとしびれが多少残っているが「あの悩ましい夜中の激痛は一切出なくなりました！」と大変感謝されました。
この最、しっかりと腰の筋肉を柔らかくすることで完治を目指してしっかりと治療を続けていきたいとのことです。
緩消法認定院の最大の喜びがこの瞬間にあります！
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