足文字ストレッチ(エクササイズ)は健康法?
「
足で文字を書く」という体操があります。
この動き、膝を伸ばした(伸展させた)まま、足先で文字を書くように股関節を動かします。
「足文字ストレッチ(エクササイズ)をやってから、腰痛がひどくなった!」という方は、実は少なくないのです。
足文字体操は体への負担が重い
「足で文字を書く」体操は、膝を伸ばした状態で行うので、足の重みが腰にかかってしまいます。
腰やお尻の辺りが支点になるので、支点から重さの末端までの距離が長ければ長いほど、大きな負荷がかかります。
体の中に、
テコの原理が働くためですね。
さらに、足文字体操は、普通の足の重さよりも、さらに多くの負荷を腰や臀部(お尻)にかけてしまいます。
腰や臀部から足の先までの距離が長いことが、必然的に腰、臀部への負担を大きくしています。
もし、足文字体操による負荷が、あなたの筋力の限界を越えれば、筋肉は壊れてしまいます。
今よりもさらに筋肉は硬くなり、痛みも出てくる事になります。
足文字体操の怖いところは、普段から運動をしている人でもやり方を間違えれば腰は痛めてしまうところ。
ということは、運動不足で筋力が弱くなっている人が、足文字体操をやってみたらどうでしょう。
ほとんどの方は体を壊してしまうでしょう。
足文字=鍛える=筋力をつける→健康の間違い
体を「 鍛えれば 」健康になる!と信じていませんか。
先ほど例に出した「足で文字を書く」体操をされるのも、体を鍛える(筋力をつける)ために行っているはずです。
一方、体を「 鍛えている 」はずなのに、現実には健康になっていない人が多いのはなぜなのでしょうか?
そもそも、体を「 鍛える 」とはどういうことでしょうか?
おそらく多くの方が想像する体を「 鍛える 」とは、
「 筋肉の力 」を強くすること。
「 筋力 」を上げること、でしょうか?
重いバーベルを持てるようになりたい。
スポーツが上手くなりたい。
格闘技で強くなりたい。
と、いうことが目的なのであれば「 筋力 」を強くすること、鍛えることは目的にあっているかもしれません。
健康が目的となると、その達成は難しいものと言えるでしょう。
筋トレしても健康になれない理由
筋力を上げる「 鍛える 」とは、簡単に言えばこういうことです。
筋肉を傷つけ、筋肉の傷を修復するときに、元の状態の筋力よりも強くなる。
鍛えると、少なからず、筋肉が傷つくのです。
傷ついた筋肉には、カルシウムが付着します。
傷口を守るために、カルシウムで筋肉を硬くしてしまいます。
硬くなった筋肉は縮む力が働き、筋肉の中の血管を潰し、
血行不良になります。
血行不良になれば痛みも出ますし、さまざまな不調が出てきても不思議ではありません。
傷ついた筋肉は、触ればカチカチに硬くて、体積が大きいので、見た目はかっこいいかもしれません。
しかし実は、健康とはかけ離れた状態になっている可能性が高いでしょう。
適度な運動はストレス発散になりますし、良い面もあります。
ところが、ご自身の体の限界を超えて行うことは体を壊し、健康とはほど遠くなってしまう現実を知るべきでしょう。
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