「神経の痛み」について
最近はテレビで、神経の痛みを
「神経障害性疼痛」と連呼することによって、神経の痛みという認識が多くの方の意識に根付いてしましました。
神経の痛みと言われる「神経障害性疼痛」は、ジンジン、ビリビリ感がある痛みです。
この神経の痛みは、正座から立ちあがった時に足の痺れる感覚、もしくはその感覚が非常に強くなった状態で多くの患者さんが苦しんでいるのを見てきました。
まず、神経の痛みを理解するために、基本的なことをおさらいしておきましょう。
神経には、神経終末と呼ばれる場所があります。
神経終末とは、「神経の先端」「神経の先っぽ」のことです。
神経の痛みとは、神経終末の周辺に血行不良が起きた時に酸素がたりなくなり、神経終末で電気を発生させて脳まで電気を送っています。
誤解してしまう事が多いですが、
"神経の痛み"と言っても、
神経が痛がったいるわけではありません。
神経の痛みに代表されるのが、坐骨神経痛や肋間神経痛という診断名です。
坐骨神経痛の場合、坐骨周辺の血行不良により酸素が足りなくなって、神経の痛みと言われる ジンジン、ビリビリ感となります。
肋間神経痛の場合、肋骨周辺の血行不良により酸素が足りなくなって、神経の痛みと言われる ジンジン、ビリビリ感となります。
神経の痛みと言われる ジンジン、ビリビリ感は血行不良により酸素がたりなくなっている状態であることはご理解いただけたと思います。
特殊な病気でないのに、血行不良が起きる原因。
それが、筋肉の緊張なのです。
筋肉が緊張する時には、筋肉に縮む力が働きます。
筋肉内の血管が潰されてしまうので、血行不良が起こり、酸素が足りなくなり神経の痛みと感じています。
神経の痛みであるジンジン、ビリビリ感は、体の表部(表面・皮膚に近い場所)で感じており、体の表部に近い場所の血行不良が神経の痛みと感じています。
ジンジン、ビリビリ感の神経の痛みは、筋肉を軟らかくすれば消えて無くなってしまいます。
この筋肉を軟らかくするのが、当治療院で行っている
"緩消法"です。
あなたの神経の痛みを感じる位置が分かれば、どの場所の筋肉が緊張しているかわかりますので、安心してご来院ください。