手術をして治ったという場合 │ 【痛みの専門院】腰痛・ぎっくり腰・肩こり・関節痛・片頭痛・腱鞘炎(東京・日本橋)

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手術をして治ったという場合

手術をして治ったという人もいますし、全く治らないという人もいます。

私を頼ってくるほとんどの人は、全く治らないという人です。


なぜ手術後に痛みが消える人がいるの?
簡単に説明すると3つあります。


1、
手術では、麻酔をかけます。
麻酔には、筋弛緩作用がありますので、そのときだけは筋肉が軟らかくなります。
但し、長い間硬くしておいた筋肉は軟らかくなりません。

2、
ヘルニアや狭窄症などの切開の手術では、椎間板を取り出す、脊柱管周辺の骨の研磨などのため、筋肉を強制的に伸ばし広げます。
そのため、筋肉がある程度軟らかくなることがあります。

3、
入院生活中の休養により、ある程度筋肉が軟らかくなった状態。
緊張している筋肉がある場合、運動させるとさらに緊張します。
しかし、病院の中では大きく動き回ることはしません。


他にもありますが、このような感じで痛みが無くなります。
但し、筋肉が再度緊張した場合、痛み出します。
これを術後の患者の多くが、「再発した!」といっています。

この3つに当てはまらない場合があります。
長い間緊張させていた筋肉が多く、レーザー・内視鏡の手術を行った場合。
麻酔による筋肉弛緩しか、痛みが軽くなることはありませんから、手術しても全く痛みが消えないと訴える人が多い理由です。

痛みや痺れは診断名にかかわらず、筋肉の緊張で起こります。
原因は筋肉の緊張ですから、筋肉の緊張が無くなる=筋肉が軟らかくなれば痛みが消えます。




原因を間違えると
痛みや痺れの原因ではないことを言われ、手術を行った場合を例に挙げます。

全く痛みが消えず、悪化したということも数多く聞きます。
「治っているはずだけど、なぜ痛みが消えない・・・」と頭を抱える医師の話も聞きます。
原因を間違え治療をして改善しないならまだましです。
しかし、一歩間違うと悪化してしまうことも少なくありません。
病気を治すためには、患者自身に冷静な判断が必要です。





診断名にとらわれず、痛みの原因を知ることが第一です。