気象病(大気病)の原因と対策【めまい編】治るために行う事 │ 【痛みの専門院】腰痛・ぎっくり腰・肩こり・関節痛・片頭痛・腱鞘炎(東京・日本橋)

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「気象病」について

『気象病』の原因と、『気象病』の治し方について詳しく記載しています。
そもそも「病い」ではないので、不安にならずに落ち着いてお読みください。

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昨今、『気象病』という病名を、多く聞くようになりました。

新たな病気として『気象病』を認知させ、新たなビジネスとして市場を獲得しようと関係者は必死のようです。

患者数は1000万人と報道され、その不安の煽り方に悲しさを感じます。

『気象病』とは、季節の変わり目の寒暖差や台風の通過など気象の影響で、めまいや頭痛、関節痛、手足のしびれなどを発症したり、症状が悪化することを指すようです。

ご存知の方も多いとは思いますが、この記事を書いている私「坂戸孝志」も、18歳〜32歳までの痛みで苦しんでいた当時、『気象病』と同じ症状は日常茶飯事でしたが、今では全く症状が出ません。

なぜ治ったのか、治るのか!仕組みが分かれば簡単に治るのです。

まず、そもそも「めまい」や「頭痛」「関節痛」「手足のしびれ」は、血行不良によっておこっています。

【めまい編(本稿)】
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⇒【関節痛編へ】
⇒【手足のしびれ編へ】

※めまいの症状として、「回転性めまい」「浮動性めまい」「立ちくらみ」があります。
そして、その原因は、「脳梗塞などの脳の障害」と「頭部への血液循環の悪化」の2つが上げられます。
脳神経外科などで診察を受けても、脳に異常がない場合は、「頭部への血液循環の悪化」と考えてください。


「めまい」について

「めまい」は、耳の奥・内耳の場所に三半規管(さんはんきかん)という部位があります。


三半規管に血液が正常に行きわたらずに、また、老廃物などがうまく排出できない場合にめまいがおこります。

三半規管に血液が正常に送られない場合、動脈の血管が圧迫されている状態、三半規管から老廃物が正常に排出されない場合は、静脈の血管が圧迫されていることが原因になっています。

三半規管への血行不良を引き起こしているのは、首の筋肉の緊張です。

首を触ってみると、硬くなっていると思います。

首の血管を狭くしている原因は、首の筋肉の緊張であり、筋肉が緊張した場合、筋肉に縮む力が働き、筋肉内の血管が圧迫されます。
筋肉の緊張によって血管を圧迫

右の図のように、動脈・静脈を圧迫している首の位置がわかっていますので、首の筋肉が軟らかくなれば、とりあえずは症状は無くなります。

ただ、首の筋肉を一時的に軟らかくしても、また硬まってしまえば、再発します。

『気象病』の症状のように、「寒暖差」「気象の変化」の時は、血管が収縮してしまうためにおこります。

初めから、筋肉が緊張して血管が圧迫されている状態の時に、さらに血管を収縮させてしまっているだけです。

再発しないようにするには、腰の筋肉を軟らかくしておくことが重要になります。

【 めまいの仕組み・詳細 】
めまいは、体の平衡をつかさどる器官が正常に働かない時におこる。
症状・体感として「体が回っている」、「景色が回っている」、「雲の上を歩くようにふわふわする」、「谷底に引きずり込まれるように感じる」など。

体の平衡をつかさどる器官には「三半規管」「耳石器」「前庭神経」「脳幹」「視床」「大脳皮質」がある。
このどの場所が障害されてもめまいがおこる。

「三半規管」は体の動きをとらえる器官で、回転などの動きを鋭敏にキャッチする。
「三半規管」に障害が起こると体が回転するようなめまいがおこる。
「耳石器」は加速度や重力をとらえる器官。
「耳石器」が障害されると、ふわふわするようなめまいがおこる。
「三半規管」と「耳石器」でキャッチした信号は「前庭神経」で「脳幹」へ伝えられる。
「前庭神経」が障害を受けると、強い回転性のめまいがおこる。
「脳幹」には体の位置、平衡を司る神経系が集まっており、障害されると回転するめまいがおこる。
「脳幹」からの情報は「視床」、さらに「大脳皮質」へ伝えられる。
「視床」「大脳皮質」が障害を受けるとふわふわするようなめまいを感じる。

めまいの原因となる組織は、 「三半規管」「耳石器」「前庭神経」「脳幹」「視床」「大脳皮質」である。
これらの位置が血行不良をおこすことによって、めまいがおこる。
頸動脈と、頸動脈の枝「外頸動脈」「内頸動脈」の血管の圧迫が原因であり、頸動脈の血管の圧迫は頸動脈周辺の筋肉群の緊張である。